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第4回定時総会及び講演会

 

 平成20年4月20日(日)、苫小牧縄文会の第4回定時総会および講演会を苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)で開催いたしました。
 総会では昨年1年間の事業報告、会計報告と活動報告の後、今年度の事業案、予算案、活動計画案が提案され承認されました。

また、昨年度より本格的に始動した体験班、学習班、遺跡整備班の各班長より、昨年度の活動報告と今年度の活動計画が提案されました。

− 今年度の活動予定 −
・ 6月 博物館講座
・ 7月 静川遺跡見学および遺跡の杭補修作業
10月 特別講演会
11月 縄文の夕べ
・その他、三内丸山遺跡見学会(9)、学習会(毎月1)など

 総会終了後は、現在「上幌内モイ遺跡」等の発掘調査に携わられている、厚真町教育委員会学芸員 乾 哲也 氏をお招きして講演をしていただきました。会場には厚真町教育委員会のご協力により、厚真町内の遺跡から出土した貴重な遺物、資料等も展示していただき、大変好評のうちに終了いたしました。

 

講演された内容の一部をご紹介します。

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講演内容----------------------------------------------

テーマ

 「厚真の山奥から分かってきた縄文時代からの交易ルート!」

       〜はるかなる縄文時代から現代、そして未来へ

 

@“厚真”ってどんなところ?

・厚い真ごころの街“厚真町”〜大いなる田園の町〜

 多様な環境を持つ厚真町について

・遺跡の多い町 厚真

厚真町は胆振管内では苫小牧市に次いで遺跡が多い。

  その理由として、昔から気候・地理的条件等から住みよい

場所であったこと、また、出土品などからみて厚真川が

海と内陸部を結ぶ交通路として重要な役割を果たしていた事が分かる。

 

A厚真の発掘調査

・考古学的にみる火山灰の重要性について。

  厚真町の遺跡発掘箇所では、樽前山噴火時における全ての

火山灰層だけでなく、【有珠山】や道南の【駒ケ岳】、

中国と北朝鮮の国境にある【白頭山】の火山灰も確認されて

いる。  

 火山灰層は、火山の噴火の時期がわかることから、遺跡や

遺物の年代を知る事ができ、遺跡の保護にも重要な役割を

果たしている。

 

B発掘された出土品など

・旧石器時代からアイヌ文化期まで。(交易品を中心に紹介)

 石器に用いられている石の化学組成や金属製品、ガラス玉等

より、道内のみならず本州・大陸との交易ルートになって

いたと推測される。

・【キラキラ土器の道】〜富良野から100qの道のり〜

【キラキラ土器】に見られるキラキラ光る物質について。

 ・Tピット(鹿の落とし穴)

 ・豊かな厚真を支えたモノ

 

C現代に残るアイヌ語地名から分かること

・メルクンナイ、ショロマ、オニキシベなど、語源から想定

できる事。

 

 等々。

----------------------------以上-------------------------

 4回目となる今年は、これまでと少し主旨・視点を変え、苫小牧市の隣町の厚真町の遺跡について講演していただきました。

苫小牧市の遺跡・遺物との違いや、当時の交易ルートについて知る事ができ、大変興味深い内容でした。
乾 先生、どうも有難うございました。

講演会展示資料 【厚真町の遺跡分布図】(提供:厚真町教育委員会)

jpegデータ(413KB)は → こちら

 

1 学習目的や個人で楽しむための使用以外の無断転載・使用を禁じます。

2 データはHP用に加工してあります。

鮮明な地図が欲しい方は苫小牧縄文会事務局までご連絡下さい。

 

こんなにたくさんの遺跡があるんですね。


【総会の模様】

 

【展示物】
貴重な資料をこんなに間近で見ることが出来ました!


【講演会の模様】



                               担当:gateway

 

◆トピックス履歴

第2回定時総会及び設立1周年特別講演会(平成18年4月1日)

文化庁岡田先生の講演会(平成18年1月21日)

楽しかった縄文の夕べ(平成17年12月10日)

北海道縄文ネットワーク設立総会に参加して

第1回博物館縄文講座(平成17年9月3日)

静川遺跡、博物館見学会(平成17年6月26日)

設立総会及び特別講演会を終えて(平成17年4月16日)

設立記念講演会を終えて(平成17年2月27日)

大島先生との出会い

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